豊田自動織機は、新型コロナウイルス感染症の対応に尽力している医療現場や地方自治体を支援するため、同社工場所在地の刈谷市をはじめ、7市町の自治体にフェイスシールドを寄贈すると発表した。

同社では、4月下旬よりフェイスシールドの生産を開始し、医療現場への提供を行ってきたが、さらに各市町の教育関係者、行政窓口対応、健康診断といった住民サービスに携わる各所にも提供し、地域の生活を支える自治体の業務を支援するという。

なお、今回の取り組みは「ココロハコブプロジェクト」の一環として実施しているという。

ココロハコブプロジェクトは、東日本大震災の被災地を支援するために、全国から「心を運ぶ」という気持ちを込めて、トヨタ自動車、トヨタグループ各社ならびにその従業員が、継続的かつ長期的に実施してきた支援活動の総称。

新型コロナウイルス感染症で闘病中の人や日夜奮闘されている医療従事者・政府・自治体関係者に対して、何か貢献できないかとの思いからさまざまな寄付を行っている。

豊田自動織機グループは、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて、今後も様々な側面で支援活動を行うとしている。