イケア・ジャパンはこの度、初の都心型店舗であるIKEA原宿を、新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止対策を講じた上で、6月8日に開業すると発表した。

IKEA原宿は、出店予定の複合施設「WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)」による新型コロナウイルス感染拡大防止の対策として、当初の4月25日の開業を延期していたが、同施設の6月の開業決定を受け、6月8日の開業に向け、準備を進めるという。

開業にあたっては、新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止策として、以下の取り組みを実施するとしている。

  • 店内の状況により、混雑緩和のための入場制限
  • レジなど、対面する設備にビニールカーテンの設置
  • 一定の間隔確保、もしくは、ビニールカーテンのある場所に移動しての接客
  • コワーカーのマスクの着用、また、必要に応じてフェイスシールドを着用しての接客
  • ストア内の複数個所に手指消毒液のスプレーボトルの設置
  • 飲食エリアにおいて、余裕を持ったテーブルなどのレイアウト
  • 当面の間、営業時間を短縮(11時~20時)

なお、緊急事態宣言等の状況に応じて、適宜予定を変更する可能性もあるとのことだ。

さらに、利用者へは、開店前にストア前に並ぶことや長時間の滞在、多数での来店を控えるよう呼び掛け。また、ピーク時を避けることやマスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保についても協力を要している。

同社の代表取締役社長兼Chief Sustainability Officerであるヘレン・フォン・ライス氏は、「開業にあたって、新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止対策を徹底していきます。お客さまに安心して安全な環境でお買い物を楽しんでいただくために、引き続き開業に向けて準備に取り組んでまいります」とコメントしている。