キリングループが、新型コロナウイルス感染拡大に対する基本方針と取り組みについて発表した。
同社は、基本方針として、対策の立案・実施に当たっては、従業員とその家族、並びにキリングループの事業活動を常日頃から支えているステークホルダーの生命と健康を最優先するとしている。
また、その上で、社会活動等の維持に向け、食品や医薬品の安定供給に必要な生産・物流活動等について、感染リスク軽減策を講じた上で継続し、製造・供給責任を果たしていくという。
今回、感染リスク軽減・感染拡大防止策として、国内キリングループの社員、約10,000人を対象に「出社禁止・在宅勤務」や「感染リスク軽減・感染拡大防止策の徹底」を行っていた。
これに関して、緊急事態宣言が解除されたが、引き続き6月1日以降に関しても同様の対応を実施するとのことだ。
6月1日以降の具体的な対応内容としては、出社人数は上限30%まで、出社時はマスク着用必須、引き続き積極的にWeb会議を活用などとしており、来客時など対面が必要な場合には、ソーシャルディスタンスを確保する等を行いながら徐々に活動を再開していくとのことだ。