通信3社のドコモ、KDDI、ソフトバンクは、九州新幹線の「川内駅~鹿児島中央駅」間のトンネル内で5月30日より、携帯電話サービスの提供を開始すると発表した。
これにより、九州新幹線の全区間のトンネル内で携帯電話サービスを利用できるようになるとのことだ。
トンネルなどの人工的な構築物により電波が遮へいされ、携帯電話などが利用できない地域において、移動通信用中継設備などを設置して携帯電話などが利用できるよう、電波の適正な利用を確保することを目的として実施されている「電波遮へい対策事業」に基づく国の補助金を活用して工事が行われているという。
通信3社は、今後もサービスエリア拡大や品質向上ならびにユーザーが利用しやすい環境の整備を進めていくとしている。