Luupは、小型電動アシスト自転車を用いた短距離移動シェアサイクルサービス「LUUP(ループ)」を渋谷区、目黒区、港区、世田谷区、品川区、新宿区の6エリアの一部で5月25日より提供開始すると発表した。

LUUP

LUUPは、街じゅうの電動マイクロモビリティに、どこからでも乗れて好きな場所に返せるシェアリングサービス。将来的には同サービス内に様々な電動マイクロモビリティを導入予定であるという。

なお、まずは小型電動アシスト自転車のシェアから開始するとのことだ。

現在は、飲食店や駐車場などの空きスペースを活用したポートが57ヶ所に存在し、展開エリア内の既存のシェアサイクル事業者と比較して最も高密度にLUUPのモビリティを借りたり返したりすることができる場所である「ポート」が設置されているという。

LUUPのポートの特徴として、小型な電動アシスト自転車を用いているため、自販機一台分のスペースにも設置することができ、これにより、コンビニや飲食店の入り口横など、これまで実現し得なかった小さなスペースへのポート設置が可能になったとのことだ。

また、これにより、駅から少し遠い店舗へも気軽にアクセスすることができるようになるという。

利用料金は、初乗り100円/10分。6時間までの1日パック750円や12時間までの1日パック1,000円など特別定額プランもあるという。週額パックや月額パックもあり、初週は無料での利用もできるとのことだ。

現在、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で公共交通機関のあり方が見直され、自宅から徒歩や自転車で移動できる範囲内での生活スタイルの確立が急務となっている。また、厚生労働省が発表した「新しい生活様式」では、3密を避けるための移動手段として徒歩や自転車を活用した移動を推奨しているなど自転車の需要も高まっているという。

同社は、シェアリングサービスであるLUUPの持つ3つの特徴を活かし、ポストコロナにおいて人々が安心して移動ができる社会を実現していくとのことだ。