Facebookが、Workplaceにこれからの働き方を支援する新機能を追加したことを発表した。
今回、Workplaceでのコミュニケーションをさらに容易にする新しいビデオ通話機能や、VRを活用したトレーニングやコラボレーションの初期の要望に応えるOculus for Businessを広く利用可能にしたとのことだ。
具体的には、デスクトップからWorkplace上でライブ配信をするための新機能「Live Producer」を追加。ライブ動画の配信予定の設定や、画面の共有、Q&A機能を使って視聴者からの質問受け付けや投票ができるようになるという。
また、自動キャプション機能を用いることで、ライブ配信時に字幕をつけることが可能に。字幕機能は現在、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、そしてスペイン語で利用可能となっているという。
さらに、動画の自動翻訳機能も備えており、上記の6つの言語内であれば相互に翻訳することができるとし、ライブ配信後にその動画をオンデマンドで配信する際、字幕に変更を加えたい場合は編集することもできるとのことだ。
その他にも、多くの企業ではWorkplace上に構築されているOculus for Businessを活用し、業績向上につなげているという。
Oculus for Businessプラットフォームは、VR導入時のセットアップ、管理のためのソフトウェア、カスタマイズされたヘッドセット内の体験、エンタープライズ水準のカスタマーサポートを提供しており、一般への提供も開始されているとのことだ。
現在、世界中で新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、リモートワークへのシフトが加速している。同社もリモートワークに移行しており、多くの従業員は、Workplaceを活用し、最も効率よく作業できる場所を自身で選択して働いているとのことだ。