エッグスは、インディーズアーティストを中心に“音楽で収益を得るためのファーストステップ”をサポートする「TOWER CLOUD(タワークラウド)」のサービスをスタートすると発表した。
エッグスは、レコチョクとタワーレコードが、2015年から展開してきたインディーズアーティストの活動を支援する「Eggsプロジェクト」の本格的な事業化を目的に、両社共同で2019年12月に設立された。
今回、スタートしたTOWER CLOUDは、楽曲を登録(無料)するだけで、Apple Music、Spotify、LINE MUSIC、レコチョクなど世界167カ国と地域の音楽配信ストアで楽曲を販売することができるサービス。アーティストが販売・再生に応じて収益を得ることが可能になるという。
さらに、登録された全ての音源をスタッフが視聴することで、タワーレコードでのCD販売のチャンスもあるという。
また、登録した音源を使ったCDの制作・プレス委託をはじめ、レコチョクとタワーレコードのノウハウやシナジーを最大化させ、全国80店のタワーレコードの店頭・タワーレコードオンラインでの販売、クラウドファンディングなどでのマネタイズの機会も提供するとのことだ。
その他にも同サービスは、店頭展開によるアーティスト紹介、WEBでのアーティスト紹介、毎月20万部発行のフリーマガジン「bounce」でのピックアップ、SNSでの情報発信といったプロモーション支援までアーティスト活動をトータルにサポートするとしている。
今後もエッグスは、タワーレコード各店と強力なタッグを組み、全国の目利きバイヤーがTOWER CLOUDの登録楽曲を視聴し、まだ見ぬインディーズアーティストをスピーディーに発掘、アドバイスする体制も構築していくとのことだ。