JASRAC、著作物使用料の分配の日程を前倒し 新型コロナ対応の一環

日本音楽著作権協会(以下、JASRAC)は、新型コロナウイルス感染症への対応の一環として、作詞家、作曲家、音楽出版社などの権利者への著作物使用料の分配の日程を、当初予定から前倒しすることを発表した。

日程は以下の通り。

JASRACでは、利用者から提出された延べ24億以上の利用曲目について、楽曲を特定し、年4回、国内外年間約250万曲、47万以上の権利者(音楽出版社、外国団体を通じた分配を含む)に、著作物使用料を分配している。

2020年6月の分配は、主に2019年度の使用料徴収に基づくもので、約293億円を見込んでいるという。

今回の前倒しは、新型コロナウイルス感染症への対応の一環であるという。分配までのスケジュールを短縮し、いち早く権利者へ分配することにしたとのことだ。

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