ソフトバンクは5月19日、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、子会社である日本コンピュータビジョン(以下、JCV)が開発・提供するAI検温ソリューションを、全国のソフトバンクショップおよびワイモバイルショップに導入すると発表した。

今回導入するのは、JCVのAI検温ソリューション「SenseThunder(センス・サンダー)」。AI(人工知能)を活用した顔認識技術と赤外線カメラにより、対象者がマスクや眼鏡を着用したままでも、所要時間0.5秒で体温を測定することができるという。

なお現在、全国のソフトバンクショップおよびワイモバイルショップでは、来店者に非接触体温計を使った検温を実施。

同ソリューションを導入し、検温を自動かつ即時に行うことで、店舗スタッフの業務負荷を削減し、来店者にとってより安全で安心できる店舗環境を整備するという。

また、SenseThunderは検温と顔認証による入退館管理を同時に行う機能を備えているが、ソフトバンクショップおよびワイモバイルショップでは検温のみを実施。

ソフトバンクの本社では入館ゲートに設置し、検温と従業員の入館管理(ゲート開錠)を同時に行うとのことだ。