クボタグループは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、日々奮闘している医療機関や自治体に対し、少しでも安心して働ける環境づくりに役立つようにという思いから、同社が製造販売している業務用加湿空気清浄機「ピュアウォッシャー」を寄贈すると発表した。

また、消毒用アルコールが不足している現状に鑑み、「ピュアウォッシャー」の機内で生成される「微酸性電解水」を同社の本社所在地である大阪市(浪速区)の自治体を中心に提供するという。

同製品は、除菌、加湿、消臭、空気清浄の機能を有し、除菌については、浮遊ウイルス、浮遊菌を99%抑制し、捕らえた菌・ウイルスは次亜塩素酸の力で分解するという。なお、新型コロナウイルスに効果があると検証されたものではないとのことだ。

微酸性電解水については、ピュアウォッシャー機内で生成し、毎分5リットル程度、直接取り出すことができるという。除菌水として、手指の消毒やテーブル・ドアノブ・床など身の回りの除菌・消臭などに使え、給水や排水の手間はないという。

なお、具体的な支援内容は、自治体や医療機関への空気清浄機「ピュアウォッシャー」の寄贈50台、地元自治体等への「微酸性電解水」の提供。

大阪市浪速区役所や社会福祉法人大阪市浪速区社会福祉協議会に寄贈し、その他、同市の区役所や社会福祉協議会を通じて、保育所や高齢者施設、障がい者施設、浪速区医師会などに提供される予定であるとのことだ。

同社は、今後も、グループの総力を結集して、新型コロナウイルスの感染拡大防止にできることから貢献していくとのことだ。