フジテレビジョンを含むFNS(フジネットワーク)系列28社は、5月26日から、インターネットに接続されているテレビを対象として、視聴データの収集・分析を行う、「FNS視聴データ利活用プロジェクト」を開始すると発表した。
視聴データには、番組の視聴時刻情報、IPアドレス、受信機を識別するために発行する情報、受信機に設定されている郵便番号、および放送局を識別する情報が含まれるという。
同プロジェクトは、フジテレビがFNS視聴データ共通収集基盤を製作し、FNS系列各局が視聴データを収集し、分析に用いる。
視聴者の視聴状況の調査・分析を行い、放送サービスの向上およびより良い番組の制作、番組広報・宣伝への利用、広告配信やマーケティング活動の参考とすることを目的として、実施するとのことだ。
視聴データ収集開始は5月26日から、分析開始は6月1日からとなっており、全放送時間中の視聴データを収集。
なお、収集する視聴データに個人を特定する情報は含まれておらず、加えて、データ処理過程で個人を特定することができないようにする措置をとっているとのことだ。