Uberが、ハイヤー配車サービスであるUber Black(東京)の新機能として、「時間借りハイヤー」の提供を開始したことを発表した。
同サービスでは、ユーザーが一定時間Uber Blackを貸し切り、固定された一人のドライバーのもと、複数箇所の移動が可能となる。複数のドライバーと接触することがないため、移動時のリスクを抑えることができるという。
なお、同サービスはパイロットプログラムとして実験的に提供するものであるとしている。
利用方法は、Uber アプリに最初の目的地を入力し、経由地を入力すると旅程表の作成がされる。アプリ上に表示された「時間借りハイヤー」を選び、最初の1時間にかかる基本料金が表示され、確認をタップするとドライバーとマッチングするという。
乗車開始後、最低料金として1時間分の金額が、その後1分ごとに分割りの追加料金が発生するとのことだ。
なお、Uber では引き続き、ユーザーに不要不急の外出は控えるよう呼び掛け。また、同社のサービスを利用する際には、ドライバーと利用者との距離を最大限保ち、利用するように注意喚起しているという。
今回の取り組みは、外出が必要なユーザーの安全に貢献すると同時に、需要の著しい減少に直面しているハイヤー会社の支えにもなることが期待されているとしており、同社は今後も、パートナーおよびコミュニティのサポートを継続していくとのことだ。