三菱UFJは5月14日、グループ6社(MUFG、三菱UFJ 銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱UFJニコス、アコム)より、学生の進学・生活および芸術活動の継続等に対し最大総額20億円を寄付・支援するとともに、今後、治療薬・ワクチンの研究開発等の支援を目的とした 100億円規模の投資ファンド立ち上げを検討していると発表した。

同グループは、「日本学生支援機構」および「あしなが育英会」に対し、それぞれ5億円、計10億円を寄付。また、学生にアルバイトの場を提供することを目的に、非対面アンケートやインタビュー調査を実施。若者のニーズを収集し、新商品・新サービスの開発に活用するという(合計2億円)。

さらに、「公益社団法人日本オーケストラ連盟」に対し3億円、日本赤十字社等の医療関係機関に対し最大5億円を寄付するという。

加えて、治療薬・ワクチンの研究開発・製造に取り組む企業等、新型コロナウイルス感染症により顕在化した社会課題の解決に資する優れた技術・サービスを持つ企業を支援することを目的とした100億円規模の投資ファンドの立ち上げを検討しているとのことだ。