Twitterは、新型コロナウイルス感染症に関する、誤解を招くような情報を含む一部のツイートに関して、事実を確認するよう呼びかける警告のメッセージを表示する取り組みを始めたことを発表した。
同社は、3月に、公衆衛生情報の信頼できる情報源からの新型コロナウイルスに関するガイダンスに直接反するコンテンツを対処するために、ポリシーガイダンスを拡大している。
今後は、これらの警告メッセージを使用して、危害のリスクは大きくないが誤解を招く可能性がある状況のものには、追加で説明を求めたり、「事実を確認すべき」や「公衆衛生の専門家の指導と一致していない」というメッセージを表示するとのことだ。
この取り組みを実施することにより、人々がTwitterで見るものについて事実を見つけやすくなり、情報に基づいた意思決定を行うことができるようになることを促すという。
また、同社は、Twitterによってキュレーションされた追加情報を含むページや外部の信頼できるソースへリンクするラベルを導入している。
これには、新型コロナウイルス関連する有害で誤解を招く可能性のある情報を含むツイートにも同様のラベルが表示されるとしており、過去のツイートにも適用されるという。
さらに、虚偽または誤解を招くコンテンツには、「誤解を招く情報」、「異議のある申し立て」、「共有時に未確認の情報」の3つの広範なカテゴリに基づき措置を講じていくとのことだ。
同社は、人々がTwitterで信頼できる本物の情報を見つけられるようにコンテキストを提供するために引き続き取り組んでいくとしている。