コドモン、グローバルキッズ、ベネッセコーポレーション、BABY JOBらの保育事業を手がける4社が、2021年3月を期限として「みらいのほいくコンソーシアム」を共同で立ち上げたことを発表した。

みらいのほいくコンソーシアム

同コンソーシアムは、今回の新型コロナウイルスによる緊急事態が長期化するリスクに備え、こどもの教育・保育を取り巻く様々な関係者が連携し、これからの多様な社会環境の変化にも耐えうる「しなやかで強い、持続可能な保育」に向けて、テクノロジーを使った具体的な解決策について協議や実証実験を通して検証することを目的としたもの。

保育業界を取り巻く様々な事業者や機関から、同コンソーシアムのテーマと合致するプロジェクト案を募集し、その有用性について実際の保育現場等で実証実験を実施。

実験後に保育施設からフィードバック・効果検証の上で、有用性が明らかとなったプロジェクトについては、行政機関への進言や、サービスとして継続的に保育施設向けに提供できるよう事業化を検討する。

具体的には、オンライン保育の有効性を検証や、保育現場におけるテレワーク導入の検証、保育園運営を継続するための物資調達支援を行う予定としている。

また今後は、保育士・保護者のメンタルケア、食育・栄養相談・献立等の提供、遠隔医療相談なども検討していくとのことだ。