JAXAは、衛星データ利用の利便性向上を目的に、JAXAが一般公開している「JAXA 地球観測衛星のデータの解析結果・画像」及び、「JAXAの協力の下で地球観測衛星のデータが掲載されている機構外サイト」を集約し、一覧できるように掲載したデータポータルサイト「JAXA for Earth」を5月1日に公開した。
JAXA for Earthは、だれでも煩雑な処理・解析等を行うことなく、目的に応じて必要な解析済みの衛星データにアプローチでき、利用・活用できるという。
「入門者向け」の選択機能も付加し、同機能で地図上に重ね合わせた視覚的に分かりやすい形式の衛星データを抽出することが可能。
これから衛星データを使ってみたいと考えている小中高の先生・生徒や、衛星データになじみの少ない人に便利だという。
また、JAXA for EarthではGlobal site(英語版)も充実しており、世界中の人が、地震や噴火などの自然災害の監視、降水分布からの洪水予測、森林の状況変化の監視、大気汚染の観測、赤潮や油の流出などの海上災害の観測データを使って、SDGsが掲げる目標に役立てることも可能としている。