フォッグは5月11日、同社が運営する「Exam」のオーディション運営管理ノウハウと、複数メディアを運営するKADOKAWAの情報拡散ノウハウを活かし、オーディション主催者の課題において包括的解決を目的に業務提携を締結したと発表した。
芸能界、エンタメ界における「オーディション」を取り巻く環境は、いまだ紙ベースでの管理や運用が一般的であり、多大な労力とコストが課題だという。
加えて、紙ベースでの情報共有や対面による面接は、新型コロナウイルスの感染リスクの観点から、これからのエンターテインメント業界を担う新しいタレント発掘の障害になると予想される。
今回、オーディション運用の負荷軽減というソリューションに加え、オーディション主催者側の「条件に合う応募者がなかなか集まらない」「合格者をお披露目する機会を用意するのが大変」といったさらなる課題に対応すべく、業務提携に至ったという。
同社は、「週刊ザテレビジョン」や「月刊ザテレビジョン」、WEBサイトザテレビジョンを保有するKADOKAWAの強みである芸能事務所やテレビ局との強いコネクション、複数メディア運営による情報拡散ノウハウを活かし、ともにオーディション主催者の課題を包括的に解決し、芸能業界のさらなる活性化の一助となるよう貢献していくとしている。