ヤフーは、同社が取り扱う顧客データの保護についての助言や、活用方法の監視等を通じて、適切なデータ活用を進めていくことを目的に、「データ・プロテクション・オフィサー(データ保護責任者 以下、DPO)」を新設したことを発表した。
データ活用の重要性が日に日に増す中で、同社はデータ活用にあたって、データが安全に守られていることだけでなく、データを顧客の期待に反するような利用をしないこと、さらに、顧客へ適切に説明し理解してもらうことなどの重要性もますます高まっていると考えているという。
こうした考えのもと、より一層プライバシー保護に注力しながら、 ITやビッグデータの力でより良い社会を実現していくためにも、独立性をもってデータ保護を監督する立場が必要であると判断し、DPOの設置に至ったとのことだ。
同社は今後も、全社員がデータ保護に対して一層高い意識を持ち、利用方法やその伝え方を検討していくとのことだ。