LINEが、新型コロナウィルスの影響でアプリ内のグループコミュニケーションが盛んに行われる現況を受け、グループ通話のコミュニケーションより便利にするため、「LINE」バージョン10.6.5において、ビデオ通話と音声通話の機能を大幅にアップデートしたことを発表した。

line みんなで見る

今回のアップデートにより、新機能「みんなで見る」が実装される。同機能は、グループ通話中にスマートフォンの画面をシェアしたり、YouTube(※)を一緒に見たりすることができる新機能だ。

同機能を利用することにより、グループでビデオ通話や音声通話をしている最中にスマホ片手に画面をシェアしたり、YouTubeを見たりしながら、感想を言い合ったり、談笑したりすることが可能となる。

またさらにグループビデオ通話中に画面上に表示される人数も拡大。従来ビデオ通話ではiOS/ iPad画面は最大4人が表示されていたが、スマートフォン画面は最大6人、iPad画面は最大9人が表示されるようになった。

任意の人をダブルタップすることで、フォーカスして画面上に大きく表示され、画面下方部には選択した人以外の顔が一覧で表示し、横にスクロールすれば最大200名の参加者の顔を確認することができるという。

同社は引き続きユーザーニーズに合わせたアップデートを行い、個々人に最適化されたコミュニケーションと情報の出会いを提供していきたいとのことだ。

(※)YouTubeはスマートフォン版LINEでのみ一緒に見ることが可能。