外出自粛期間にスキルアップ GW中に使ってみたい7つのオンライン学習サービス

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新型コロナウイルスの影響により、全国に緊急事態宣言が布かれ、リモートワークへと移行したビジネスパーソンが多くなっている。また、外出も出来ないため、このゴールデンウィークにはすることがなく、時間を持て余してしまいそうだという人も多いだろう。

今回は、オンラインでも使えるビジネスパーソン向けのスキルアップサービスをジャンルに分けて紹介。この空いた時間に自身のキャリアアップのための学びに、浮いた時間を投資してみてはいかがだろうか。

まずは、プログラミングや動画など制作スキル向けのオンライン学習サービスから紹介する。

プログラミング初心者向け「Progate」

Progate」は、初心者向けのオンラインプログラミング学習サービス。「初心者から、創れる人を生み出す」を理念としているため、プログラミング知識が全くなくても利用することができる。

学べる内容としては、HTMLなど、ウェブのプログラミングで使われる言語が多くなっているが、Javaなど汎用的に使われる言語も扱っている。

無料会員でもそれぞれの言語の基礎レベル(初級編)の17レッスンを体験することができるため、プログラミングに興味がある人はまず登録してみるのもいいだろう。

また、月980円の有料会員になると、基礎から実践レベルで全76レッスンが利用可能となり、より深く学ぶことができる。

<参照記事>
プログラミング学習で“誰もが創れる人”へ。Progate 加藤將倫の挑戦

ひたすらソースコードをタイピング 「SHAKYO.io」

SHAKYO.io」は、反復練習をコンセプトに、タイピングゲームのようにソースコードを模写して繰り返し練習することができるプロダクト。

無料版とPro版(980円)があり、無料版でも一般的なアルゴリズムはC、Java、Python、Rubyなど複数のプログラミング言語ごとにSHKAYOすることができる。

Pro版では自ら学びたいソースコードをアップロードすることができ、世界中の人たちがアップロードしたコードを利用することもできるとのことだ。

なお2020年6月30日までは教育機関や、自宅待機を強いられている新社会人の研修用サービスとしてPro版を無償提供している。

動画制作に特化した学習プラットフォーム「OneSe」

OneSe」は動画制作に特化した学習プラットフォーム。

動画教材の「OneSe Teaching」、パーソナルトレーニング形式の「OneSe Personal」、作った動画のフィードバックを行う「OneSe Clinic」、動画に関わる人たちがつながることのできるコミュニティ「TranSe Salon」、動画に関する悩みや相談、疑問をチャット形式で聞くことができる「OneSe Chat」など、5つのプログラムを提供している。

動画制作の目的や課題に合ったプログラムを選択することができるため、独学による動画制作で行き詰まってしまった場合に、スポット的に使うのもいいかもしれない。

続いては、語学スキルをあげるためのオンラインサービスをいくつか紹介する。今回のGWをきっかけに語学学習に触れて、習慣化するきっかけにしてみてはいかがだろうか。

自宅にいながらネイティブ講師の授業が受けられる「EF ENGLISH LIVE」

オンライン英語学習サービス「EF ENGLISH LIVE」では、5月1日より3ヶ月間無料でオンライン英語学習を体験することができる特別コースが設けられた。

同サービスは無料会員登録をして、英語レベル診断テストを受けるとそれぞれのレベルに合わせたカリキュラムのオンライン英語学習を受けられるというもの。

スピーキング、リスニング、ライティング、リーディングと英語に関して広範囲で学ぶことができ、ハリウッド製作の動画を見て楽しみながら続けるレッスンなども用意されている。

楽しみながら英語学習「Netflix 同時字幕で英語学習」

Netflix 同時字幕で英語学習」は、Google Chromeの拡張機能。

Netflixの日本語と英語字幕を同時に表示し、好きなドラマや映画を鑑賞しながら英語学習をすることが可能だ。

また、3秒巻き戻し機能や、英単語の意味を表示する機能、ひとつのセリフをリピート再生する機能が搭載されており、再生速度の変更やフレーズをお気に入りに追加することもできる。

月額97円のサービスだが、3日間の体験版も用意されているため、Netflixに加入している場合は
まず試してみてはいかがだろうか。

最後に、ITから人文学まで総合的に学習できるプラットフォームもあるのでいくつか紹介する。

オンライン動画学習のプラットフォーム 「Udemy」

Udemy」は、様々なスキルをオンラインで習得できる動画学習サービス。2009年にアメリカで設立されたが、ベネッセコーポレーションと資本提携を行っており、日本では共同運営している。

各講座は5~10分の短編構成となっており、購入した動画は買い切りで一度購入すれば繰り返し視聴することができる。また購入した動画の講師に質問をすることも可能だ。

学習できる内容は、プログラミング、デザイン、マーケティングなどIT系のものに限らず、プレゼンや経営などのビジネススキルやカメラ・料理などの趣味の内容まで、広範囲をカバーしているのも特徴だ。

海外の大学の講義を無料で視聴 「edX」

edX」は、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が共同で立ち上げた無料のオンライン教育サービス。

一部動画は有料となっているが、ほとんどの科目は、無料で視聴することが可能。理工学系の科目だけでなく、哲学や芸術、歴史といった人文社会系の科目も用意されている。

さらにWebだけではなく、スマホアプリもあるため、PCでもスマホでも利用可能。

また、同二大学に加えて、カルフォルニア大学バークレー校やブリティッシュコロンビア大学、京都大学なども参画している。

海外大学の講義のため、動画は基本英語のみ。英語に自信がなくても英語字幕を出したり、再生速度を変更こともできるため、まずは無料コースのAudit this courseを選び、視聴してみるといいだろう。

なお、有料コースのPursue a verified certificateであれば、コースに合格することで修了証を発行できる。

リカレント教育の動きが加速する中、手軽に学ぶことができるオンライン学習サービスも多様な広がりを見せている。今回の外出自粛期間に合わせて、あなたが興味を持った新しい学習サービスに触れてみてはいかがだろうか。

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