GWは“宅トレ“で運動不足を解消 無料で使えるコンテンツ8選

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新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、日本全国では外出自粛を要されている。各地で緊急事態宣言が発令され、まもなく一か月が経とうとしている地域も多く、外出を控えるという状況の中、運動不足になっている人も多いのではないだろうか。

そこで今回、運動不足解消のために、企業が一般の人向けに提供しているワークアウトプログラムなどを紹介する。

NIKE アスリートと競える Living Room Cup

ナイキは、Nike Training Clubアプリで、アスリートをはじめ一般の人の運動不足解消のためにも使えるワークアウトを無料で提供。

トレーナーが設計したプログラムとなっており、「アスリート ワークアウト」や「器具を使わないワークアウト」など、自分に合うレベルでトレーニング内容を選ぶことができるのも特長だろう。

トレーニング以外にも、栄養、睡眠などに関する専門家のヒントも無料で受け取ることができる。

また同社は、新型コロナウイルス感染症の影響で、自宅にいる人向けに「Living Room Cup」と題したオンラインワークアウトプログラムを実施。同プログラムでは、ナイキが契約しているアスリートたちと競い、Instagramで結果を共有する。

このLiving Room Cupには、サッカー・ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手をはじめとした様々なスポーツ選手が参加している。アスリートたちの記録を破れるように呼び掛けており、今後も様々なアンバサダーを起用し、自宅でできるチャレンジを提供していくとのことだ。

なお、公式YouTubeチャンネルでは、ワークアウトのライブストリーミングを無料で配信。過去のセッションなどもバックナンバーからいつでも閲覧が可能となっている。

adidas プレミアムアクセスを無料提供

アディダスは、「adidas Training」および「adidas Running」のアプリを提供している。今回、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、これらアプリのプレミアムアクセスを無料で提供することを発表した。

期間は90日であり、15言語で展開。具体的な自宅トレーニングや栄養ガイドについての情報が手に入る。また、これには世界中の誰でも参加できる「Fit From Home」チャレンジも含まれるとしている。

毎週、瞑想やヨガ、HIIT、栄養、Q&A に関するセッションのイベントスケジュールを提供している。

Airbnb オンライン体験でストレッチ

Airbnbは、オリンピアンによるコンテンツをオンライン体験として提供。

ジムでのトレーニングが出来ない日々が続いている中で、自分のからだを見直すチャンスとし、2008年北京大会のウエイトリフティング日本代表・齋藤里香さんによる「オリンピアンによるカラダと向き合うストレッチ」や、フェンシング女子日本代表としてオリンピックに出場を果たした池田めぐみさんによる「フェンシングのオリンピアンとスポーツを通した学びを語ろう」を提供。

そのほかにも、ヨガに関するオンライン体験やダンスのオンライン体験など運動のコンテンツが揃っている。

FiNC 「今こそ、カラダ」プロジェクト

FiNC Technologiesは、FiNCのアプリにて新型コロナウイルス感染症対策による在宅ワークの導入や外出自粛を受け、「今こそ、カラダ」プロジェクトを始動。

同プロジェクトでは、自宅でできるトレーニングや免疫対策レシピ、医師監修のアドバイス等の情報を集約して配信。

「オフィスや家でできる痩せワザ」や、「座り姿勢が多い時に、姿勢を整えるストレッチ」などのコンテンツで、普段と違う生活によるストレス、食生活の乱れ、室内での生活時間が増えたことによる運動不足などにアプローチしている。

なお、同プロジェクトでは、企業向けにオンラインフィットネスLIVE配信を開始。従業員の生産性向上・運動不足解消を目的としているという。

Fysta 「おうちで簡単 10分ダイエット」

キングソフトが運営をしているフィットネス動画アプリ「Fysta」は、5月6日までの期間限定で有料動画の無料開放を実施すると発表している。

Fystaは、「おうちで簡単 10分ダイエット」をコンセプトに、筋トレやストレッチ、ヨガ、ピラティスなどプロのパーソナルトレーナーやインストラクターが開発、監修したフィットネス動画と、体重・BMI管理、ランニング機能を搭載したフィットネスアプリ。

スマートフォンのフルスクリーン動画に加え、各動作のポイントや注意点はスローモーション解説動画を搭載し、わかりやすいレクチャーによって自宅でも本格的、かつ効果が得やすいトレーニングを可能にしている。

JOYFIT24 インスタでフィットネス動画配信

フィットネスジムのJOYFIT24は、同社のInstagramで、トレーナーによるおすすめフィットネス動画を配信。

自宅でできる簡単自重トレーニングを中心に、トレーナーがセッションの中で相談をよく受ける「気になる部位のお手軽トレーニング」などを公開している。

簡単なトレーニングをはじめ、ストレッチやヨガも配信。

資生堂 「いまだから大切にしたい、毎日のこと。」WEBサイト

資生堂は、同社グローバルイノベーションセンターの研究員より、バスタイムや睡眠前にリラックスする方法を紹介。

風呂の適温は42~43度といわれているが、美容上は38~39度が適していることや、風呂あがりのストレッチに関するポイントを記載している。

また、「いまだから大切にしたい、毎日のこと。」WEBサイトを開設し、外出が制限されるこの時期に「ボディケア」、「スキンケア」、「メイクアップ」といった毎日簡単にできる美容情報から「食」、「読み物」、「メッセージ動画」などの情報について発信。

各アスリートの「#いまスポーツにできること」

スポーツ界では、外出自粛期間を有意義なものとするため、アスリートが各々のSNSを通じて「#Staystrong」や「#いまスポーツにできること」というハッシュタグをつけ、自宅でできるトレーニングやストレッチの動画を投稿している。

東京オリンピックが1年延期となり、未だ日本ではほとんどのスポーツがリーグや試合などを開催できていない。一日でも早くスポーツを楽しむことができるように、今は辛抱する時間であることは間違いない。

この在宅期間、運動不足やリフレッシュする手段として、ぜひ「宅トレ」に励んでみてはいかがだろうか。

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