DMM.com(以下、DMM)は、ビデオマーケット、エムティーアイ、GYAO、ヤフーと5社合同で、新型コロナウイルス感染症の拡大により映画館営業自粛の影響を受けている映画業界に対し、動画配信の視聴による収益を還元するプロジェクト「ステイホーム 今だけおうち映画館」を5月1日より緊急始動することを発表した。

同プロジェクトでは、現在劇場公開中の作品や劇場公開終了後まもない作品を、賛同会社共同で配信。

各社が展開する動画配信サービス上で対象作品が視聴されると、利用者が支払った金額の一部が映画業界へと還元される。

対象作品は、エクストリーム・ジョブ、ザ・ピーナッツバター・ファルコン、白い暴動など14作品のほか、プロジェクトの特設サイト上で随時更新していくという。

対象作品の視聴料金は1,000円~1,900円(税込)で、料金は対象作品によって異なる。

新型コロナウイルス防止対策の緊急事態宣言発令により、多くの映画館が営業を自粛するなかで、5各社は映画業界の危機に際して、業界を応援するべく同プロジェクトを立ち上げたとしている。

5月1日以降、映画館が通常営業を開始するまで当面の間、配信事業者を横断して同プロジェクトを実施していく方針を示している。