求人検索エンジン「Indeed (インディード)」の日本法人であるIndeed Japanが、新型コロナウイルスが仕事に与える影響に対応するためのアドバイスや役立つ情報をまとめた「Here to help 新型コロナウイルス対策特集」ページを開設したことを発表した。
なお、この取り組みは、Indeed本社のあるアメリカから開始され、世界19か国・地域(※1)で展開を進めているものだという。
新型コロナウイルスの拡大が世界中で起こる中、在宅勤務が促進される一方で、アメリカでは3月の失業率が4.4%と前月から大きく悪化するなど、失業率の増加が各国で大きな課題となっているという。
また、同社がアメリカの労働者を対象に実施した調査(※2)では、新型コロナウイルスに関する心配事を尋ねた際、62%が「経済的不安(給与の減少や有給の喪失等)」が最多に。また、失業に対する不安を持つ人は47%いることが分かった(2020年3月25日時点)。
同社はこうした状況を受け、現環境下において仕事を探している求職者や仕事に従事する労働者、また、各企業や組織で採用活動や従業員の働く環境整備を行なう人々に役立つ情報を届けるため、Here to help 新型コロナウイルス対策特集ページを立ち上げたとのことだ。
同ページには、新型コロナウイルス感染症対策下における仕事の探し方、外出規制がある中での働き方、また人材採用を進めるプロセスや働くための環境づくりなどを記載している。
今後も、Indeedでは、日々変化する仕事を取り巻く環境に応じて、求職者やワーカー、企業や組織等の雇用主にとって役に立つ情報を定期的に発信していくとしている。
(※1)アメリカ、カナダ、日本、香港、シンガポール、インド、オーストラリア、イギリス、イタリア、オランダ、スイス、スウェーデン、スペイン、ドイツ、フランス、ベルギー、ポーランド、ブラジル、メキシコの19カ国/地域
(※2)アメリカで現在雇用されていると回答した人1,000名を対象に10週にわたって毎週調査を実施中