りそなグループのりそな銀行は、台湾の玉山銀行と同国における金融機能の提供などを目的とした業務協力の覚書を締結したことを発表した。

玉山銀行は、台湾国内で多数の企業と融資取引を有する、中小企業向け融資でトップシェアの民間金融機関。また、2017年には東京支店を開設し、両国で日本語対応ができるスタッフを充実させるなど日系企業への支援も積極的に行っているという。

また、台湾は日本文化との親和性の高さから製造拠点だけでなく、飲食業・小売業の進出先としても日系企業の注目を集めている。

今回の提携を通じ、りそな銀行は、台湾への関心の高い取引先の進出支援や進出後の融資・貿易金融などさまざまな課題に対応する体制を強化するとのことだ。

なお、台湾において既に締結している業務提携関係は引き続き維持していくとしている。