早稲田大学は4月24日、新型コロナウイルス感染症拡大により、学費を負担する保護者等の家計急変や学生本人のアルバイト収入激減により経済的に困窮している学生が増えていることから、総額約5億円の緊急支援策を講じると発表した。

同大学は今回、緊急支援金、PC、WiFi機器貸し出し等のオンライン授業受講支援および既存の家計急変に対応するための経済支援型の緊急奨学金を実施する。

緊急支援金の給付金額は1人あたり10万円を予定。オンライン授業の受講に必要な機器の貸し出し等に関しては、同大学独自の支援を準備しているとのことだ。

なお、学費の延納については学生個々の事情をふまえてできる限り配慮するとしている。