AIとIoTを活用した空席情報配信サービスを開発しているバカンが、スーパーやドラッグストア、コンビニエンスストアなどの小売業種向けに、店舗の混雑状況や待ち人数をリアルタイムに確認できるサービス「VACAN(バカン)」の提供を開始した。
同サービスは、スマホアプリ上で店舗の混雑状況を確認できるようにすることで、密閉・密集・密接の3密を避けて買い物ができるようになるサービス。
なお、混雑状況データは同サービス内だけでなく、各店のwebサイトやアプリ等にも連携して表示できる。
店内の混雑状況は、カメラやセンサー、web待ち列サービス、手押し式のボタンなど、店舗の状況に合わせた方法で検知。同社によれば過去の傾向をもとにした混雑時間の推定などではなく、「リアルタイム」の混雑状況や待ち人数を配信することで来店客の安全確保を図っていくとしている。
今後は、webマップ上でのサービス展開や、店舗をタップすると、その店舗がどのような感染拡大防止策をしているか、なども確認することができる機能の実装も予定しているとのことだ。
また、同サービスは、提供開始と同時に加盟店の一般募集も開始。店舗が登録され次第公開される。