Facebook、寄せられた意見を反映しWorkplaceの新機能を発表

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Facebookが、寄せられたフィードバックを反映し、より良いリモートワークの実現を目的とした新機能を発表した。

新型コロナウイルス感染症による世界的なパンデミックにより、多くの企業が新たな困難に直面していることを受け、様々な業界や地域の顧客からフィードバックを得たとのことだ。

そのフィードバックより、企業にとって最も緊急性の高い支援内容は、リアルタイムで重要な情報を全従業員に共有できるようにすること、また、会社が支援してくれている、耳を傾けてくれていると全従業員が感じられるようにすることが挙げられたという。

具体的な新機能は、情報をWorkplace上でまとめることができる情報ライブラリ機能を提供開始。

人事規則やリモートワークのアドバイスなど更新の少ないコンテンツを、1か所に作成、保存、共有することができ、従業員がどこにいても必要な情報を見つけ、簡単にアクセスできるようになるとしている。

また、Workplaceはすでに従業員が作業を行うためのコミュニケーションツールとして使用されているプラットフォームであるため、この機能により最終的に静的・動的情報が1つにまとめられ、更新が簡単になるとのことだ。

そして、リモートワークで働く従業員向けに、より良い社内コミュニケーションを実現するために加わったもう一つの新機能は、それぞれの投稿のリーチやエンゲージメントを確認できるキャンペーン機能を追加。

従業員の共感が高いコンテンツを特定できる感情・心理指標が含まれており、その分析を通じて、より共感を集めるコンテンツを作成できるとのことだ。

新型コロナウイルスや在宅勤務に関する複数の投稿を公開し、従業員のモチベーションを把握するとともに、関連性の高い有益な情報を提供できているかどうかを確認することなどが可能となる。

また、セーフティアラートを導入し、Workplaceのセーフティチェック機能を拡張。これにより、企業は従業員からの応答を求めることなく、発生した事案のアップデートや詳細情報に関するアラートを送ることができるという。

さらに、Q&A投稿を開発。企業は従業員が重要と考えていることを把握し、迅速なフィードバックを提供できるとのことだ。

リアクションとプロフィールフレームも新たに追加。新しいFacebookのリアクション(ハートを抱えた絵文字)がWorkplaceにも導入され、プロフィールフレームは、在宅勤務をテーマにしたプロフィール写真用のフレームなどが使用できるようになる。

なお、今回追加した機能は、Workplaceコミュニティを支援するために開発された機能の第一段階であるとのことだ。

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