凸版印刷が、感染症拡大抑止を目的にした新たなサービスの実証実験をトッパン小石川ビルで開始することを発表した。
AIカメラを活用した技術を保有するAWLと提携し、AIカメラを活用した画像解析についての実証実験を行うという。
実証実験の第1弾として、オフィス入館時のマスク装着/未装着を自動で判定し、未装着の場合は受付にアラートを表示する「マスク装着検出・アラート表示」の実証を実施。
これにより、入館時のマスク装着徹底を効率的に行うことが可能となり、従業員や関係者の安全安心な環境整備を目指せるという。
なお、同社は今回の実証をもとに、2020年5月を目標として、AIカメラを活用した感染症拡大抑止サービスの提供開始を予定していることを発表。
今後は、サーモグラフィーを活用した発熱者検出や、人物間距離計測による密集検知・予測など、サービスをアップデートすることで、より安全安心な労働環境整備、および感染症拡大抑止を支援していくとのことだ。