三菱電機は4月24日、新型コロナウイルス感染症対策に向けた支援として、医療関係者の活動支援として、約1億円の寄付と、医療用マスクなどの必要物資の医療機関への提供を行うと発表した。
今回同社は、会社単独の拠出金、および従業員と会社のマッチングギフト制度である「三菱電機 SOCIO-ROOTS 基金(※)」による寄付金を合わせ、約1億円を寄付する。
また、5月中旬からフェイスガードの生産を同社の開発・生産拠点にて開始し、順次、生産能力を増強。
グループ内での自給自足により外部調達量を削減することで、市場でのフェイスガードの安定供給に寄与するとのことだ。
同社で生産するフェイスガードは、主に生産現場などでの使用を目的としたものであり、医療用ではないが、必要とされる企業や団体への提供も計画しているという。
さらに、N95マスク(約10万枚)および消毒液などを医療機関へ寄付するとしている。
(※)従業員からの寄付金に対して、会社がその同額を上乗せ(マッチング)し、倍額にして寄付する制度。今般、在宅勤務中でも自宅から寄付できるようWEBでの募集を開始。