アリババクラウドは23日、新規および既存の中小企業を対象に、クラウド技術の採用、および事業を継続するために必要なソリューションの実装を支援するため、3,000万米ドル以上の規模に相当する中小企業支援プログラム「グローバル SME イネーブルメント・プログラム」を開始した。

クラウドサービス利用を検討している新規の中小企業は、4月23日から6月22日までに支援プログラムに申請することで、アリババクラウドが提供するソリューションを利用できるという。

同プログラムでは、クラウド・アプリケーションを低遅延で稼働する「Elastic Compute Service(ECS)」や、高い安全性を備えるオブジェクトストレージサービス「Object Storage Service(OSS)」のほか、Alibaba Cloud Academyの各コースを含む、12の主要製品をサポート・パッケージとして提供。

既存のユーザー向けには、同じく4月23日から6月22日の間に申請したユーザーを対象に、クラウド・アプリケーションの拡張やアップグレードに役立つ製品クーポンを提供するとしている。