クックパッドは4月22日、新型コロナウイルス感染症の感染防止策として、生鮮食品EC「クックパッドマート」の商品受け取り場所である生鮮宅配ボックス「マートステーション」を、対象地域の総戸数100戸以上のマンションへ無償提供すると発表した。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため飲食店の休業などが続いており、家で食事をする機会が増えている。その影響でスーパーマーケットなど食料品店が混雑し、一部商品の在庫不足が生じたり、入場規制を行う店舗なども出ている。

また、混雑を避けて買い物したいという人が増えており、ネットスーパーや宅配サービスに関しても「買いだめ」注文が殺到し、スムーズに利用できない状況が続いている。

そこで同社は、総戸数100戸以上のマンションへ原則無償でマートステーションを導入する。また、総戸数200戸以上の場合は居住者専用のマートステーションにすることが可能だという。

加えて、総戸数100戸以上200戸未満のマンションに関しては、エントランスや駐車場・駐輪場など、近隣利用者への宅配サービス拠点として利用できるオープンなスペースに設置することで、無償で導入が可能とのことだ。