Microsoftが、Teams内に企業内SNS「Yammer」と同じ機能を持つ新しいアプリ「コミュニティ」を追加したことを発表した。
同アプリを利用することにより、Yammer Webアプリやモバイルアプリと同じように、Teams内でコミュニティ内の会話閲覧や最新情報の共有、ライブイベントへの参加が簡単に可能となる。
また、社内での大規模な投票や質問を共有することができるという。組織全体、もしくは、公開範囲を指定して情報を共有することで、重要なニュースをすぐに通知できるようになるとのことだ。
さらに、フィードはAIによってパーソナライズされるため、ユーザー個人に関連する会話やコンテンツがそれぞれ表示される。
なお、同アプリはMicrosoftアプリストアで入手でき、現在はTeamsデスクトップおよびWebクライアントでのみ利用可能であるという。
Teams for iOSおよびAndroidのモバイル端末には対応しておらず、近日中にモバイルにも対応する予定としている。
同社は、YammerをTeamsに導入することで、リモートワークが拡大し、リーダーと従業員が離れて作業する必要がある場合でも、チームや組織と迅速かつ効果的にコミュニケーションをとれるようにしたいと考えているとのことだ。