ユニセフとマイクロソフトは、COVID-19の影響を受けた子供と若者が自宅で教育を継続できるように支援するグローバルな学習プラットフォームの拡張を発表した。

学習プラットフォーム「Learning Passport」は、UNICEF・Microsoft・ケンブリッジ大学などが連携して、デジタル遠隔学習プラットフォームを通じて難民の子供たちなどのために教育を提供するため設計された。

それが今回、COVID-19のため閉鎖せざるを得なくなった学校の子供や若者のために、国レベルのカリキュラムを促進するために急速に拡張されたとのことだ。

これにより、オンラインで教えることができるカリキュラムを持つすべての国で、家庭のデバイスを使用して子供や若者のオンライン学習を促進できるようになるという。

子供や若者は、国のlearningpassport.unicef.orgページからアクセスできる国固有のプラットフォームを介してオンラインでの教育を受けることが可能。

各国のプラットフォームでは、学習者と教育者の特定のニーズに最適な教科書と補足コンテンツのデジタル化カリキュラムを提供するとしている。

マイクロソフトの社長ブラッド・スミス氏は、「COVID-19の影響には国境がないため、ソリューションには国境があってはなりません。ユニセフのLearning Passportは、パンデミック状況下で何百万人もの生徒におけるデジタル学習の格差を埋めるスケーラブルな学習ソリューションです。」とコメントしている。