カーネギーメロン大学デルファイリサーチセンターが、COVIDcastサイトを立ち上げ、Facebookユーザーからの調査に基づくコロナウイルスの活動の推定値を発表。その結果を元に、Facebookがレポートと新しいインタラクティブマップを作成したことを発表した。
同社CEO・Mark Zuckerbergは、 このような調査はCOVID-19との闘いにおいて重要なツールとなる方法だとワシントンポストに発表し、プログラムをグローバルに拡大するためにメリーランド大学の教員と協力していることも公表している。
集計された新型コロナウイルス関連の症状の自己報告は、テストで確認された疾患の症例とよく相関しており、自己報告がすぐに研究者の予測に役立つ可能性があることを示唆しているそうだ。
また今週後半にも、FacebookだけでなくGoogleユーザーからの調査の見積もり結果もインタラクティブマップに表示されるとのこと。
なおマップには、Quidel Corp.や全国の医療機関など、他のパートナーから提供を受け、匿名化されたデータも含まれるとしている。