KDDIは、クラウド市場およびSaaS(Software as a Service)領域の成長を見据え、ベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Open Innovation Fund 3号」の投資プログラムに「B2B SaaS Fund Program」を新たに追加したと発表した。
KDDIは、以前から国内外のクラウド事業者とのパートナリングにより、法人の顧客にSaaSをはじめとしたクラウドサービスの提供を行ってきた。
今後さらなる市場拡大が見込まれる中、顧客のビジネス変革をリードするB2B SaaSベンチャーに対して積極的な投資と事業支援を実施するため、同プログラムを設立したという。
そして今回、第1号案件として、クラウドRPA(Robotic Process Automation)を展開するBizteX(ビズテックス)に出資することが決定した。
同社は、プログラムを通じた企業支援と、KDDIグループが持つリソースや技術を活用した事業の創出で、法人の顧客がさまざまなSaaSを活用できるようサポートし、働き方変革やデジタルトランスフォーメーションによる事業拡大に貢献していくとのことだ。