au、ソフトバンク、ドコモは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、各社が営業内容の縮小を発表した。

それぞれ、他人との接触を8割削減させるという日本政府の基本方針を踏まえた総務省からの感染拡大防止に関わる取り組み強化の要請を受けてのことであるとのことだ。

KDDIは、4月17日から5月6日までの期間、全国のauショップの営業時間を短縮することを発表。同社は、今後auショップでの感染拡大防止に向けた取り組みを強化するとともに、auホームページやデジタル広告などで、ユーザーにauショップへの来店を控えるよう案内するという。

また、auショップでの感染拡大防止の取り組みについて、受付カウンターにパーテーションの配備による飛沫感染の防止および受付カウンターの間を1つ空けることによる社会的距離の確保、消毒液や販売スタッフ用のマスク配備による衛生管理の徹底にとりくむとのことだ。

ソフトバンクも、全国のソフトバンクショップおよびワイモバイルショップにおいて、4月17日から5月6日までの営業時間を午後4時までに変更を発表した。

さらに、4月21日から5月6日まで店頭の業務内容において縮小を発表。内容としては、スマートフォンや携帯電話などの修理、機種変更および新規契約の受け付けに限定し、情報変更などのその他手続きは、ウェブサイトや電話で受け付けるという。

同社は、機種変更および新規契約に関しては、オンラインショップの積極的な利用を推奨。なお、オンラインショップでの機種変更および新規契約の手続きに掛かる事務手数料の 3,000 円(税抜)を、4月21日から無料にするとのことだ。

ドコモにおいては、4月21日から5月6日まで、全国のドコモショップにおいて、店頭で受付する業務内容の縮小を発表。

店頭で受付を対応する業務は、通信サービス利用に必要な業務(スマートフォンや携帯電話などの修理、故障に伴う機種変更、新規契約など)に限定するとのことだ。それ以外の手続きなどについては、原則ウェブサイトでの受付とするとしている。

また、同社も閉店時間は午後4時に短縮するとのことだ。