リブラ協会が、米Facebook主導で発行を予定していた仮想通貨リブラに関する白書を更新。従来の計画を大きく見直したことを発表した。
今回更新された白書によれば、計画当初は複数通貨のバスケットを基準にした多通貨リブラコインのみを発行予定だったが、それに加えて、「リブラUSドル」や「リブラユーロ」など個別の通貨を基準としたステーブルコインも提供することにしたという。
またその他にもセキュリティのさらなる強化を重ね、ネットワークを徐々に広げるなど、段階的な展開を計画しているとのことだ。
なお、今回の変更理由について、同白書では「多通貨リブラコインが通貨主権と金融政策に干渉する可能性」があると指摘されたからだと説明されている。