米アマゾンのCEOであるジェフ・ベゾス氏は16日、「株主への手紙」のなかで、世界中の全従業員を対象とする新型コロナウイルスの定期検査の導入を検討していることを明らかにした。

同氏は手紙の中で「すべての人を定期的にテストできれば、このウイルスとの戦い方に大きな違いが生まれます。全産業にわたるグローバル規模での定期的なテストは、人々の安全を維持するのに役立つだけでなく、経済を回復させることにも役立ちます。」と述べている。

また、研究科学者や専門家から構成される専任チームを設け、テストキャパシティの構築作業を開始したことも明らかにした。

同氏は、「少数の最前線の従業員のテストをすぐに開始できることを願っています。」とし、「これら取り組みの結果やノウハウなどを共有する準備はできている」とコメントしている。