クボタは、作物管理・灌漑(かんがい)自動化・収量管理サービス等を手掛ける米国のスタートアップ企業「FarmX, Inc.」(以下、FarmX社)に出資したことを発表した。

FarmX社は、イノベーションセンターの注力領域である果樹・野菜・ブドウ・ナッツ農家においてニーズが高まっている「ほ場管理」に着目し、データ採取・解析・予測のための先進的なモデル構築及びAI技術、機械学習及びIoTセンサーを用いた作物管理サービス提供しているという。

また、収量増や労務費の低減、及び水・電気使用量削減による農家の収益改善に寄与するソリューションも提供しているとのことだ。

今回の出資により、果樹・野菜・ブドウ・ナッツ等の領域における精密農業実現のためのプラットフォーム開発を強化するとともに、出資しているスタートアップ企業2社との連携も視野に入れ、米国等における農業経営の高効率・収益化に貢献していくとしている。