ブリヂストンおよびブリヂストン化成品、ブリヂストンケミテックの3社は、国内のブリヂストングループ会社の従業員向けにウレタンを活用した簡易マスクの生産を開始したと発表した。
過去に業務用マスクを製造していた際のノウハウをもとに、ウレタン製品の生産ラインを活用して早期生産を実現。現在、週10万枚の生産を予定しているという。
なお、今回生産されるマスクは、同社グループ従業員が販売活動や生産活動を行う際に飛沫飛散防止用として使用するためのものであるとしており、マスクを自社生産することで市場からの調達量を減らし国内マスク不足の緩和に貢献するとのことだ。
同社グループは、政府・各地方自治体の方針に基づき、3つの「密」の回避徹底や在宅勤務の推進等の感染拡大抑止に向けた取り組みに加え、今回のような同社資産や技術を活用した取り組みを通じて社会・地域に積極的に貢献していくとしている。