IDOMは4月15日、政府による「緊急事態宣言」が7都府県を対象に発令されたことを受け、医療従事者をはじめとした“移動を必要とするすべての方”の移動に関する不安を取り除くため、全国1万名へ、同社の所有するクルマを最大3カ月間無償提供すると発表した。

今回同社は、「#SaveMoving」をスローガンに掲げ、「ガリバー新型コロナウイルス対策クルマ支援」を行う。全国のガリバー店舗やIDOM社関連店舗に呼びかけ、不安と闘いながら移動に迫れているすべての人の移動を支援する活動だ。

提供するクルマは、全国のガリバー店舗にて順次確保し、最大3カ月間無償提供。支援対象として、全国の「医療従事者」「移動が必要なワーカー」「配送が必要な飲食店および小売店」「移動が必要な一般生活者」を想定。また、第一線で闘っている医療法人や大学病院、市民病院と連携する。

クルマの利用希望者は、特設サイトにて順次受付予定としており、特設サイトからLINE特設アカウント「ガリバークルマ支援」より申込みが可能となる。

現在、新型コロナウイルスと第一線で闘う医師や看護師などの医療従事者をはじめ、日用品等の生活必需品を提供している小売店や流通関係者、リモートワークできず現場・職場へ足を運ぶワーカー、通院を必要とする高齢者や妊婦、またその家族や介護士など、外出を必要とする人が多くいる。

同社は、それらの人が少しでも安心して移動ができるように、このような支援を実施することを決定したとのことだ。