KDDIとメイツが、国の学習塾や中学・高校など教育機関を対象とした家庭学習支援サービスの提供に向けパートナーシップを結んだことを発表した。
同サービスは、中高生を対象とした家庭学習の分野において、計画的な家庭学習ができない生徒や、家庭学習までケアできない学習塾などの課題を解決するためのもの。
自宅における予習や復習といった学習の習慣化を支援できるよう、オンライン環境による生徒の学習計画管理や質問対応などのサービスを提供する。
また、学習塾や学校など教育機関は既存教材に基づいた支援が可能となるため、生徒は教室の延長線上で学習を進めることができる。
今後、両社は、大学入試改革に伴う英語検定試験特化型サービスなど、教育環境変化に対応した新たなサービス提供も検討していくほか、教育分野におけるICTを活用した新しい事業モデルの構築や価値創出に取り組んでいくとのことだ。
なお、同サービスは2020年夏頃の提供開始を予定していたが、昨今の新型コロナウイルスの影響による学校休校などの教育環境の変化を踏まえ、4月13日からメイツが運営する学習塾「進学塾メイツ」「個別指導塾WAYS」において、オンラインによる学習計画の見守りや質問対応など同サービスの一部を提供開始する。