ポピンズは、子供の心身の成長、そして働く保護者の支援という観点から、新しい保育の形「オンライン保育」の導入に向け、実証実験を開始したと発表した。

今回の取り組みは、オンライン会議システムを使って、保育士と在宅の子供を繋ぎ、絵本の読み聞かせ、ダンス、手遊びなどを実施するものだ。

実証実験は、緊急事態宣言を受けて一時休園となったポピンズナーサリー勝島の園に通う1~5歳までの子供7名に対して行われた。

コロナ影響で保育園の多くが一時自粛休園となる中、子供の面倒をみながら在宅ワークをする保護者も多く、子供が熱中できて成長につながるようなサポートを求める声があったという。

そこで「オンライン保育」という新しい形で、プロの保育スタッフと一緒に遊んで学び、画面を通して園児の友達の顔が見える場を作れないか、と考えたことから今回の取り組みがスタートした。

今後は、緊急事態宣言が発令されたエリア内にて、4月末までにポピンズナーサリー全園での実施開始を予定している。

読み聞かせなどの他に、英語の講師などを招いての子供のエデュケア(エデュ=教育・ケア=保育)や在宅の子供や保護者へのケアとしてオンライン面談を実施するとのことだ。