Googleが、Androidにおいて外部デバイスを接続せずに利用できる点字キーボード「TalkBack braille keyboard」を開発したことを発表した。
TalkBack braille keyboardは、Androidの機能として利用できる新しい仮想点字キーボード。点字の開発者やユーザーと協力して開発されており、点字を利用して文字入力をしたことがある人なら誰にでも使えるようになっているという。
キーレイアウトは標準とされている6キーレイアウトを採用。各キーは6つの点字
をそれぞれ表しており、具体的には、「A」を入力するのならばドット1を入力、「B」を入力するには、ドット1と2を一緒に入力するといった従来の点字入力に則った入力方式になるそうだ。
また、同機能はAndroidデバイスのすべてのアプリで利用可能。ソーシャルメディアへの投稿やテキストへの返信、簡単なメールの作成など、キーボードは通常入力画面があればどこでも使用でき、文字や単語の削除、行の追加、テキストの送信を行うことができる。
なお、同機能はバージョン5.0以降を搭載したAndroidデバイスで導入が開始される。最初は英語入力のみ可能とのことだ。