Airbnbは4月10日、オンライン体験を提供開始することを発表した。
#StayHome with a drag queen, chef or naughty sheep | Airbnb Online Experiences
オンライン体験は、世界の人々が新型コロナウイルスの感染拡大の影響による困難に直面する中でも、ホストが世界各地のゲストを対象にバーチャル体験を提供することで、継続的に収入を得られることができるようになる取り組みだ。
僧侶と一緒に瞑想、チェルノブイリに生きる犬たちとのふれあい、モロッコ人家族によるクッキング教室など、家からでも参加できるバーチャル体験が用意されている。
さらに、オリンピックメダリストのアリスター・ブラウンリー氏(トライアスロン、英国)やローレン・ギブス氏(ボブスレー、米国)など、世界30か国以上から大注目のホストが登場。
高強度インターバルトレーニング(HIIT)をはじめ、ボブスレー選手が教える栄養講座から バーチャルサイクリングツアーまで、ゲストは自宅のリビングルームでくつろぎながら、世界有数のアスリートと一緒に時間を過ごすことができるという。
また、高齢の人々を支援するため、Airbnbは世界各地の高齢者を支援する団体と連携し、年配の人々が自宅で健康を守りながら新しいことにチャレンジできる体験を企画するという。同社は、以下の団体と連携し、無償で体験を提供していくとのことだ。
SAGE:LGBTQ と高齢者の生活環境改善に取り組む米国最大かつ最も歴史のある団体
National Council on Aging(NCOA):米国内で老化に向き合う60歳以上の人々を支える活動を牽引し、信頼を集めるパートナー
Alpini: イタリア国民が尊敬と信頼を寄せる部隊
Amigos de los Mayores:スペインの高齢者の孤独と社会的孤立の問題に取り組む団体
今後は、さらにたくさんのオンライン体験が追加されていく予定。オンライン体験はオンライン会議システムのZoomを使用して実施され、ホストはAirbnbより無償でZoomへのアクセスを提供するという。