ヤフーは、同社が提供する事業者向けデータソリューションサービスを、新型コロナウイルス感染症対策に活用してもらうべく、無償提供を開始したと発表した。

ヤフー・データソリューションは、同社のサービスから得られるビッグデータを活用し、企業や自治体などの事業者を対象に、データに基づいた事業の創造や成長、社会課題の解決などを支援するサービス。

今回、同社が保有するビッグデータをブラウザー上で調査・分析できるツール「DS.INSIGHT」を無償提供するとのことだ。

対象は全国の都道府県および政令指定都市(以下、提供対象自治体)へとなっており、2021年3月31日までの期間限定での提供となる。

提供対象自治体では、最新の住民の検索傾向から住民の不安やニーズを発掘したり、地域内の人流データから外出自粛要請の効果測定を行うとともに住民に対する広報へ反映させるといった活用方法を想定しているという。