伊藤忠商事は4月9日、後払い決済サービスを運営するPaidyから第三者割当増資を新たに引き受け、Paidyとの資本関係を強化したと発表した。


若年層を中心としたユーザーを有するPaidyと、多様な金融サービス機能とリテール関連事業を有する伊藤忠商事グループとは、相互補完関係にある。

伊藤忠商事は、大型加盟店に対する共同営業や伊藤忠グループへのPaidy導入支援、オペレーション体制強化等、同社との連携を推進してきた。

今回の資本関係強化により更に同社との連携を深め、オフライン決済への進出や新規サービス開発、海外展開等を共同で推進し、優れたユーザー体験の金融サービスを提供することを目指すとのことだ。

なお、2016年7月にPaidyと資本・業務提携を開始して以降、段階的に株式の取得を進めており、今回の追加株式取得により伊藤忠商事の同社に対する出資比率は約25%になるという。