Facebookが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ユーザーが情報収拾のためにグループを作成していることを受け、グループ内で信頼できる情報を簡単に見つけて共有できる機能を実装したことを発表した。
主に実装されたのは以下の3点。
・新型コロナウイルスに関連して作成されたグループのメンバーに、医療機関からの信頼できる情報に誘導するポップアップを表示。これは新型コロナウイルス情報を検索した時にニュースフィードや検索に表示されるメッセージとほぼ同じものだ。
・グループ管理者に、疾病管理予防センター(CDC)や世界保健機関(WHO)などの保健当局、州および国の公衆衛生部門からの新型コロナウイルスに関するリアルタイム配信を共有するようにFacebookが要求する。
・CDCと提携し、グループ管理者がメンバーと共有できる学習ユニットツールのカリキュラムを開発。これにより、新型コロナウイルスの正しい対策方法を学習できるようになった。
なお、地域ごとに情報を提供するFacebookのローカルアラートに登録されている州や地方自治体、保健機関の数が従来の2倍以上になったため、現在2,000を超える自治体らが同ツールを利用し、最新情報を発表しているとのことだ。