カカクコムが運営する「食べログ」は4月7日、「テイクアウトができるお店」の情報発信を開始したと発表した。

今回発表された取り組みは、消費者・飲食店へのサポートを強化することを目的としている。

新型コロナウイルスの感染拡大による政府からの自粛要請を受け、客足が遠のいていることや料理のテイクアウトに対する需要が高まっていることから同社は、同取り組みを実施するに至ったという。

特設サイトの掲載店舗数は4月7日現在、約6,300店。特設サイトおよび店舗情報ページのいずれにおいても、テイクアウトに関する営業時間やメニュー情報を掲載している。

また、その日にテイクアウト営業をしている店舗は、「本日テイクアウト可能」ラベルが目立つように表示されるため、当日テイクアウトが可能な店を簡単に検索できるという。

飲食店は「食べログ店舗準会員(無料)」に登録することで、テイクアウト情報の掲載が可能。 一切の費用がかからず準会員への登録およびテイクアウト情報の発信ができる。

なお、同サービスは2019年11月に渋谷区など東京都内の一部エリアで先行開始され、現在都内全域に対象エリアを拡大中とのこと。同社は今後も順次、エリアを拡大していくとしている。