Googleが新型コロナウイルスに関して信用できる最新情報を得るために同社が取り組んでいる対策についてまとめたページを更新した。

同社はGoogleニュース内に専用ページCOVID-19エクスペリエンスを設置し、Googleアシスタントやポッドキャスト、検索機能のアップデートを実施。

COVID-19エクスペリエンスでは、グローバルレベルおよびローカルレベルですべての最新ニュースをまとめて整理し、世界保健機関(WHO)およびその他の信頼できる情報源からの予防、症状、および治療に関する最新のガイダンスへの簡単なアクセスできるようにしている。

さらに経済、医療、旅行などのトピックごと、および地域ごとにストーリーを編成し、世界中のパンデミックの影響を人々がよりよく理解できるようにしているとのことだ。なお同機能は有害な誤情報に対処するため、専用のファクトチェックを実施している。

また感染拡大が深刻な10か国以上の国では、ローカル性を重視するため、地域のニュースフロントに専用のセクションを配置し、居住地域の地元の発行元からのウイルスに関する最新の信頼できる情報を強調して表示。Googleアシスタントでも「OK Google、ニューヨークのコロナウイルスに関するニュースを再生して」などのリクエストに対して、より地域性が高く具体的な回答を行うようになっている。

なおCOVID-19エクスペリエンスに関しては、20か国以上のiOS、Android、およびWebで利用可能であり、今後数週間でさらに拡大する予定だという。

またユーザーがGoogle検索で新型コロナウイルスに関する情報を検索すると、最新のニュース報道が検索結果の上部に表示される。信頼度の高い情報源からの最新記事が検索結果に表示されるようにしているとのことだ。

さらにGoogleアシスタントでは、地域ニュースだけでなく、全世界で新型コロナウイルスに関してのニュース報道を拡充。より多くの言語で最新のアップデートを提供している。

「OK Google、コロナウイルスの最新ニュースは?」と尋ねると、Googleは関連するニュースプロバイダーから最新情報が提供され、スマートスピーカーとスマートディスプレイでは10以上の言語で利用可能とのことだ。

同社は今後数週間にわたって、世界中の人々のために、新型コロナウイルスに関する信頼度の高いニュースを強調することに引き続き取り組んでいくとのことだ。